ありがとう!サムライブルー!

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安易なタイトルをつけましたが、

そうです。サッカーについて記事を書きます。

サッカーのルールはそこまで詳しくありません。

専門的な知識もないミーハーな35歳女子が

徒然なるままに書いておりますので、

サッカー好きな読者の方おられましても、

お目目と心をまぁるくしながら、読み進めていただけると嬉しいです。

 

 

さて、昨日未明のサッカーW杯対ベルギー戦。

普段サッカー番組など見ないのに、

ここぞとばかりに日本中を熱くさせているその波に

例外なく私も乗って、病室の暗がりの中、

こっそりと熱く観戦。

 

赤い悪魔と言われる世界ランキング3位の強豪国とあって、

前半戦はシュート数で圧力をかけられながらも、

日本の堅い守備力で無失点に抑えられ、

勝負は後半戦に。

 

後半開始すぐに試合展開は動いた。

柴崎からの縦パスに反応した原口が決めた!

先制点!!おもわず、コソコソ声で『やったー!』

手を突き上げていた。

 

そうそう!この瞬間!待ってたー!とばかりに

日本中が拳を突き上げただろう。

しかし、ここで油断するとすぐ足元を掬われる。

守るなー!攻めろ。と思い見守っていたら

そのすぐ4分後に乾が追加点!

よしよし!このまま守りきってくれ!

心の中で、(いや、白熱しすぎてたぶん声出てた、笑)つぶやく。

 

しかし、この2点の先制点を許した時点で、悪魔達を本気にさせた。

きっと相手は格下の日本に対して、勝負をかけるのをいまかいまかと待ち、

体力を温存しつつ、常に狙い定め、

その集中力を切らすことなく最後まで攻めの姿勢を貫いた。

ベルギーの勝利はその結果だ。

 

勝負の世界では隙を見せたら終わり。

食うか食われるか。

結果を見れば、そこがすべて。

 

しかし、この瞬間までに日本代表チームが魅せてくれた結束力、

チームとしての団結力に深く感動させられた。

強豪国相手に先制した2ゴールも決してまぐれではないし、

川島が見せてくれたスーパーセーブ、

本田を投入してからの攻撃の流れの変化にワクワクし、

追い込まれているのに、思わずニヤニヤしたり。

だからこんなに悔しい気持ちに一緒になり、

初めて、サッカーの試合を見て泣いた。

 

思えばW開催前2ヶ月を切ってからの電撃の監督交替。

チームでも勝てない試合が続き、マスコミはこぞって叩きまくった。

代表メンバーも古株といわれる選出で、

誰が読んだか“おっさんJAPAN”と言われる始末。

 

でも、日本代表チームにとって異例のピンチはチャンスだった。

「全員でW杯で初のベスト8に進む!」

という強い気持ちで、このチームで戦う!と前を向いたのだ。

彼らの目標はそこだった。

西野監督になったことで間違いなく

バラバラだったチームの心は定まった。

 

「今」を受け入れて

「何」をすべきか。

 

現状を受け入れたら、前を向く。

いまの自分に何が出来るか。

 

人間が持つ底力は、そんな瞬間に発揮されるのだと、

世界の厚い壁に果敢に挑むサムライ達に

改めて教えてもらった。

 

このW杯の経験した日本のサッカーはもっと磨かれて行くんだろう。

4年後またどんな感動をくれるか、

私も4年後どんな感動を人に与えられるか。

 

私がすべきなのは

病を受けいれて、

この体と心で何ができるか。

誰のために、でもなく自分のために。

 

さぁ、準備にとりかかりますか⤴️